着付け割り稽古の詳細 ぢ咫調扱襯僉璽

《着付け 割り稽古》
|緤…腰紐まで
着物…コーリンベルト&伊達締めまで
B…仮紐まで
ぢ…完結パート

 

皆さま、こんにちは😃

ようやく、最終パートでございます‼️
よくここまで頑張りましたね。
もうゴールは目前ですよ🎉🎊

 

本当に、着物というものは簡単には着させてもらえませんね…。
『私は必ず自分で着るんだ!』
という強い意志を持って❣️
あと少しです。頑張りましょう😄

《ぢ…完結パート》
帯の正面、真ん中で仮紐が蝶々結びされている状態。
(1)両手、お尻の後ろあたりに回す。親指が帯の外側。4本指がお尻側。
(2)ここから帯枕を入れるための帯山を作る。
親指で谷間を、4本指で山を作る。
(3)この山をまず、右手で上から持ち、次に左手に持たせる。
左手の持ち方:親指が帯の外側、4本指が帯の谷間
(4)右手、空く。
(5)その空いた右手で帯枕を持つ。
帯枕の持ち方:右手の小指に、帯枕の右側の紐を絡ませる。帯枕は右端から親指が手前、4本指は後ろ側にして持つ。
(6)その帯枕を左手が掴んでいる帯山の中に入れる。左手、帯枕ごと、帯山をパクッと掴む。
(7)左手:帯枕&帯山を掴んだら、
         右手:紐を小指に絡ませたまま右端から帯枕と帯山を掴む。親指が背中側、他の指が外側。
(8)左手、空く。
(9)その左手、帯枕の紐を小指に絡ませて、左端から帯枕と帯山を掴む。親指が背中側、他の指が外側。
(10)いま、両手で、帯枕を帯山ごと両端を持っている状態。
(11)ここから『よいしょ』と帯枕を肩甲骨あたりまで背負う。場所は帯の上線の上。
(12)背負ったら、両手の小指に絡ませた紐をお腹の前まで持ってきて、帯の上線で締める。
左を上にして2重に絡ませて結ぶ。
(13)帯枕の紐を結んだら、その結び目を帯の中にグゥーッと落とし込む。気持ちの上ではおへそまで落とす感じ。
(14)帯枕を固定したら、帯山の下にある谷間に両手の親指を入れ、同じだけ下がっているかを確認。下がり方が同じならば、帯山が一直線の証し。
(15)ー帯揚げを帯枕に掛けるー
右手の人差し指を、帯揚げの真ん中の輪の中に入れて持ったら、背中に回し、左手受け取る。その帯揚げを帯枕の前で広げる。帯枕の上線にかぶせる。
(16)帯揚げ、帯枕の下線にもかぶせる。
(17)帯揚げの端を正面に持ってきて、十字に交差したら、左右に分けて脇腹あたりで帯に入れておく。(仮置き)
(18)ー帯でお太鼓を作るー
もう一度、両手をお尻側に回す。自然に手を下ろした位置で帯の両端を持つ。
(19)その手を帯の下線まで持っていく。基本的にはこれが標準的なお太鼓の大きさ。
→しかし、一発でお太鼓の大きさが決まることはまれ。大体は、自分の体型や帯の柄を考慮して、鏡を見ながら調整する。
(20)お太鼓の下の線を『決め線』という。
決め線に、両手の親指を入れ、人差し指と中指で、たれの長さを測る。人差し指がたれの理想的な長さ。右手、お太鼓の中に入って、帯の形をキープ。
(21)左手、空く。その左手で、手先の上角を持ち、外回りでお太鼓の中に入れる。
(22)右手、手先を左手から受け取る。その後、その手先をお太鼓の右側から出す。
(23)手先の出し幅は、帯の右側から2cm。
(24)ー手元のたるみを始末するー
たれをお太鼓の決め線で外側に折り上げる。
(25)折り上げた、たれごと両手で持つ。持つ位置は手元の近くの左寄り。
(26)右手一手で、その左寄りを持つ。
(27)左手、空く。その左手で、手元をお太鼓の下に入れ込む。
(28)綺麗に入れ込んだら、もう一度お太鼓の中に右手を入れて、帯の形をキープする。
(29)左手、空く。その左手で帯締めを取る。
(30)左手、帯締めをお太鼓の中で待つ右手に渡す。
(31)右手、帯締めを受け取ったら、帯の外に出る。この時、帯の真ん中を帯締めが通るように調節する。
(32)左手も帯の外に出る。右手と同じように帯の真ん中を通るように調節。
(33)両手、帯締めを持って正面に来る。
(34)帯の真ん中で、左手が上。
(35)上から下に絡ませて、片結び。
(36)右上になった方で輪を作り、結び目に置く。
(37)左下になった方、輪の中に入れる。
(38)帯締めが緩まないように、結び目を常に人差し指で抑えつつ、輪を引き締める。
(39)帯締めのふさが、バンザイするように、途中を帯の中に入れる。
(40)ー帯揚げを整えるー
右側の帯揚げから、上下が返らないように鏡を見ながら、三つ折りする。折り上がった帯締めは帯に入れて預ける。
(41)左側の帯揚げも、右側と同じように、上下が返らないように鏡を見ながら、三つ折りする。
(42)自分の正面で、その左側の帯揚げを右手で持つ。ここで先に折り上げた右側の帯揚げを帯から出す。
(43)左上の方、右下の帯揚げに絡ませて片結び。
(44)結び目を縦にして緩むのを防ぐ。
(45)下になった方、左手4本指で右方向にL字に曲げる。
(46)上になった方、L字の上からかぶせて、L字の下から出てくる。
(47)帯揚げの結び目がふんわりとするように、両手の人差し指を入れる。
(48)両手の人差し指で、ぐるりと一回りさせながら、薬指と小指で帯揚げの端を引き締める。
(49)帯揚げの端、結び目から左右に10cmくらいまで、三つ折りにした帯揚げの中に入れ込む。
(50)それでも余った端は、帯の中に垂直に入れ込む。帯揚げの結び目を帯に少し入れて、上1cmくらいが帯から出るように整える。

おめでとうございます‼️
着付け終了です😆😆😆🎉🎊

 

綺麗に着ることができるまで、練習を重ねて、着物ライフをお楽しみくださいね😉👘

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By 工藤さやこ

着付け割り稽古の詳細 B咫腸症海泙

《着付け 割り稽古》

|緤…腰紐まで

着物…コーリンベルト&伊達締めまで

B…仮紐まで

ぢ…完結パート

 

皆さま、こんにちは😃

 

盛夏の折🍉、いかがお過ごしでしょうか?

本日、お盆を過ぎたところ。

 

 

スーパーには松茸が並び、梨が並び…

海岸近くでは、早くも赤とんぼが飛んでいるのを見かけました。

 

暑い暑い😵💦と言いながらも、季節は確かに巡っているのだなぁと感じていたところです🌾

 

さぁ、本日も着付けのお稽古に励みましょう❣️

今日は3回目。帯に入りますよ〜。

 

《B…仮紐まで》

(1)まず、お道具をセットする。

●ご自分の右上に帯。手先を二つ折りして、輪が下に来るようにし、屏風だたみにして、手先の端を左側にする。

●帯の左隣に、仮紐を置く

●ご自分の左上に、帯締め→帯揚げ→帯枕→帯板 と重ねる。

(2)膝をついて起座の姿勢になる。

右手で、帯の手先(左上の角)を持つ。

(3)背中に回して、左手に渡す。

(4)左手受け取ると同時に、右手は手先の上線を持ち、帯が裏返らないようにする。

(5)左手、手先を左脇腹から左前に伸ばす。

手先が左脇腹から50cmくらいの長さになったところでストップ。(50cmは標準体型の方の長さ。個人により多少の差異あり)

(6)右手、手先の下線から帯を支える。

(7)左手、手先から手を離す。 その手先の下から、帯の上線を持つ。

(8)右手、空く。

(9)その空いた右手で帯板の真ん中を上から持つ。

(10)帯板を右手で身に付ける。 伊達締めの上から、左脇腹→右脇腹と付ける。

(11)帯板を付けた右手、今度は手先の下線を持つ。

(12)●右手:手先の下線 ●左手:帯の上線 この両手を左胸の下辺りで、交差させ、ジワ〜ッと引き締める。

(13)この力をキープしたまま、右膝立てて、立ち上がる。

(14)ご自分が時計回りに180度回転しながら(つまり真後ろに向かいながら)、下記の手の動きを同時に行う。

●右手:手先の下線から動かさず

●左手:手の平で帯の上面を支えて背中まで移動

(15)●左手:帯を背中で手の甲で抑える ●右手:手先から手を離す

(16)右手、右側から後ろに回し、外側から帯の下線を持つ。この右手で帯を固定。

(17)左手、空く。

(18)●左手:手先の下線を持つ。(さっきまで右手が持っていたところ)

(19)●左手:手先の下線 ●右手:帯の下線 下線と下線で、両手でジワ〜ッと帯を引き締める。

(20)●右手:そのまま帯の下線を持っている。 左手は、手先の下線から一旦手を離して、背中に回す。

(21)その左手、背中の中心で、帯の一重目をつまんで、下方向へと引っ張り、二重目とのズレが無いように調整する。

(22)調整が済んだら、 ●左手:もう一度手先の下線を持つ。

(23)右手は、ずっと帯の下線を持っている。 また、ご自分が時計回りに180度回転しながら(正面に戻りながら)、右手で帯をお腹中心まで巻きつける。

(24)右手がお腹中心まで来たところで、左手は手先から手を離し、帯の上線を持つ。

(25)●左手:帯の上線 ●右手:帯の下線 両手で帯の上下を持ちながら、左脇腹まで帯を巻きつける。

(26)●左手:そのまま帯の上線を持っている ●右手:手先の下線を持つ 両手、左胸の下あたりで交差させてジワ〜ッと引き締める。

(27)●左手:そのまま帯の上線を持っている ●右手:手先の下線から一旦手を離し、手の平を広げて右脇腹へ。手の平で帯の表面を右脇腹から左脇腹へと撫でて、たるみを左側へ送る。

(28)その右手、もう一度手先の下線を持つ。

(29)ここで2度目の回転。 最初の回転と同じ動きをもう一度行う。↓

ご自分が時計回りに180度回転しながら(つまり真後ろに向かいながら)、下記の手の動きを同時に行う。

●右手:手先の下線から動かさず

●左手:手の平で帯の上面を支えて背中まで移動

(30)●左手:帯を背中で手の甲で抑える ●右手:手先から手を離す

(31)右手、右側から後ろに回し、外側から帯の下線を持つ。この右手で帯を固定。

(32)左手、空く。

(33)●左手:手先の下線を持つ。(さっきまで右手が持っていたところ)

(34)●左手:手先の下線 ●右手:帯の下線 下線と下線で、両手でジワ〜ッと帯を引き締める。

(35)●右手:そのまま帯の下線 ●左手:手先を左脇腹から、背中に回して右脇腹の方へズルと移動させる。

(36)その左手、今まで手先の下線(輪の方)を持っていたのだが、これを背中から回って手先の上線 (輪でない方)に持ち替える。

(37)その位置(輪でない方)で手先を持ったまま、左のお尻へ移動。

(38)左のお尻に着いたところで、左手の親指を帯の中に入れる。人差し指は帯の外。 左手の親指と人差し指で、手先をピンチのように固定する。左手、そのままキープ。

(39)右手、帯の下線から手を離す。

(40)右手、今までは帯を外側から下線を持っていた。これを今度は、内側から下線を持つ。

(41)右手、内側から下線を持ったら、その帯を肩甲骨の間辺りで折り上げる。帯を背中に押し付けたままキープ。

(42)左手、空く。

(43)この左手で、仮紐の真ん中を取る。

(44)左手、右手に仮紐を渡す。

(45)右手、仮紐を受け取ったら、両手で帯の上線をなぞるように仮紐を渡し、正面へ。

(46)両手、帯の正面真ん中で、蝶々結び🦋

 

ほぅ…😗

お疲れ様でした。帯は締め始めると、息をつくことも出来ないですね。

とりあえず今回はここまで…

次回はいよいよフィニッシュです!

帯正面で仮紐を結んでいるところ👇

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By 工藤さやこ

今日は趣味の話ー古典文学ー枕草子📚

古今和歌集の次に楽しんだのが、清少納言が記した枕草子。

ハマった理由は、馬鹿馬鹿しかったから😂

毒にも薬にもならない、しょーもない話がいくつもあって、寝る前に読むと気分が良くなります⤴️

 

例えばこんな感じ↓

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はしたなきもの。

こと人を呼ぶに、わがぞとさし出でたる。物などとらするをりはいとど。

おのづから人の上などをうち言ひ、そしりたるに、幼き子どもの聞き取りて、その人のあるに言い出でたる。

 

(工藤訳)

間の悪いもの。

自分が呼ばれたと思って『はーい』って出ちゃったら、本当は別の人を呼んでいた時。その人が贈り物をしようとしていた時など、お互いにバツが悪くて、特に困っちゃうわ。

この前、つい人の悪口言っていたら、それを小さい子が聞いていて、本人の前でバラしちゃったのよ〜。これには参ったわ。

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ああ〜、あるある!😫

そうかぁ、平安時代の貴族たちもこんな感じかぁ〜。

貴族と言うと、もっと教養高くて、いつもツンと澄ましているように思っていました。

でもこれを読むと、なんだか暇そう…

 

不思議なのは、現代語で読むよりも、古文で読んだ方がしっくりくる点。

そう言うところが、清少納言の教養の高さなのでしょうか。言葉に無駄がなくてリズミカル。

 

それから、読むたびに笑ってしまうのがこれ↓

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色黒う、にくげなる女のかづらしたると、鬚がちにかじけやせやせなる男、夏、昼寝したるこを、いと見苦しけれ。

何の見るかひにてさて臥いたるならむ。

 

(工藤訳)

色黒の醜い女が、しかもカツラをしている女が、

これまた醜く、髭がぼうぼうで、ガリッガリに痩せた男と夏に昼寝をしているのは、本当に見苦しいわね。お互い醜いのに、こんなものにいったいどれほどの見る価値があって、共寝をしているのかしら?

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うわぁ〜、ひどいわぁ、清少納言さん。

そこまで言わなくても…

きっと当時の宮廷では、書かれている人物が特定できたと思われます。何ともお気の毒…

 

貴族の女の子たちもゲラゲラ笑いながら、これを貸し借りして書き写ていたのかなぁ〜と、私は想像しています。

枕草子は、エッセーでもあり、ゴシップしでもあり、貴族女子の退屈な日々に刺激を与えていたのでしょうね。

 

そしてこれが、1000年もの時を経て、いま私を笑わせている。私に至るまでに、室町時代や、戦国時代、江戸時代と、枕草子は時を渡りました。

 

江戸時代の中期以降は、国文学の研究が進んでいたので、これらの書物は、もしかしたら江戸の庶民も楽しんで読んでいたかも知れません。

江戸では、本屋や貸本屋が栄え、識字率は70%以上と言われていました。寺子屋も多く、読み書きそろばんの能力を庶民たちは自ら進んで身に付けようとしていました。

ここに、日本人の勤勉さ、日本文化の層の厚さを私は思わずにはいられないのです。

 

 

さて、枕草子は読むだけではなく、書いて楽しむことも出来ますよー✍️

枕草子をテキストにしてお習字のお稽古が出来るのです。私はこれで楽しんでいます♬

水ペンと、水で書ける特殊な習字ペーパーと共にパチリ📸

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By 工藤さやこ

着付け割り稽古の詳細 着物…コーリンベルト&伊達締めまで

《着付け 割り稽古》

|緤…腰紐まで

着物…コーリンベルト&伊達締めまで

B…仮紐まで

ぢ…完結パート

 

はい、こんにちは😄

2回目の今回は、着物の着衣完成までです。

 

腰紐をクリアした皆さんが次につまづくのが、コーリンベルトです。

特に正確さが要求される部分です。

なんとなく進む、というわけにはいきません。

そのため苦手とする人が多いようです。

 

右手なのか、左手なのか、持つ位置はどの辺か、

一つ一つしっかり確認していきましょう。

 

《着物…コーリンベルト&伊達締めまで》

 

(1)おはしょりを整えます。まずは後ろから。身八つ口から両手を入れて、背中心を触り、その後左右に分かれて、それぞれ脇腹まで移動。これでおはしょりの布目を通します。

(2)今度は、体の前面。右手は外から上前の襟を、左手は身八つ口から入って下前の襟を持ちます。

(3)その両手、着物を体に沿わせるように、ジワ〜っと広げます。最初は喉の前でジワ〜ッ。

(4)胸の前でジワ〜ッ。

(5)おはしょりギリギリでジワ〜ッ。

(6)右手はそのまま、左手は身八つ口からもう一度手を入れ、2枚の布の下へ。右脇腹の近くまで入ったら、2枚の布を一体化させるように、軽く下に手をトントンとする。

(7)おへそあたりまでトントンしたら、右手が脇腹から手が離れ、おはしょりの衽線を持ち、下半身の衽線と上下一本に繋がるようにする。左手はそのまま左脇腹までトントンを続ける。

(6)ここからがコーリンベルト。

右手は上前の襟の共襟部分を持つ。

左手も身八つ口から入って、内側から右手のすぐ下を持つ。

(7)右手の人差し指の第二関節を共襟に合わせて、襟幅を固定する。

(8)その右手、そのままス〜ッと襟を首の方に辿っていき、耳の後ろ辺りで、きちんと二つ折りできているかを確認。

(9)二つ折りを確認したら人差し指を立てて、耳の後ろで長襦袢の襟と着物の襟が一致しているのを確認。

(10)そこから長襦袢の襟が少しずつ出るように着物の襟の角度を調節しながら右手を下に下ろす。

(11)長襦袢の襟合わせのところで、右手の人差し指の第一関節分、長襦袢の襟が出るように調節する。

(12)右手、その襟の角度を保ちつつ、共襟まで下に下ろして左手にタッチ。

(13)左手、右手のタッチを受けて、共襟よりも10cmほど下に下がる。

(14)右手も左手に追いつく。

(15)右手はそのままの位置をキープ。

左手、余った布を右手を支点にして折り上げる。

(16)左手、右手の支点を折り上げた下の布ごと持つ。

(17)右手、下の布を右脇腹まで折り上げる。

(18)その右手、左手が持っている2枚の布を持ち直す。

(19)左手、空く。

(20)その空いた左手でコーリンベルトを身八つ口から入れる。持つのはシングルの紐の方。

(21)コーリンベルトで、右手の持っている布の、上の方だけをパッチンと止める。

(22)止めたところ(コーリンベルトと布の両方)を左手で持つ。

(23)右手、空く。

(24)その空いた右手で、上前の襟をゆるくかぶせる。

(25)ゆるくかぶせた上前の襟を、右手の親指だけで固定し、手の平をめいっぱい広げて、小指を脇腹の方へ回す。

(26)ここで左手がコーリンベルトを持って身八つ口から外に出る。

(27)そのコーリンベルトを背中に回して、右手の小指に二重になっている紐の輪を引っ掛ける。

(28)左手、空く。

(29)その空いた左手で上前の襟を持つ。

(30)左手が襟を持ったのを確認したら、右手は襟から親指を外し、コーリンベルトをしっかりと小指に掛ける。

(31)その右手で、今度は襟を持つ。共襟の少し下辺りを持つ。

(32)左手、空く。

(33)その空いた左手で上前の襟幅を決めていく。

共襟に左手の人差し指の第二関節を合わせる。

(34)その左手、そのままス〜ッと襟を首の方に辿っていき、耳の後ろ辺りで、きちんと二つ折りできているかを確認。

(35)二つ折りを確認したら人差し指を立てて、耳の後ろで長襦袢の襟と着物の襟が一致しているのを確認。

(36)そこから長襦袢の襟が少しずつ出るように着物の襟の角度を調節しながら左手を下に下ろす。

(37)長襦袢の襟合わせのところで、左手の人差し指の第一関節分、長襦袢の襟が出るように調節する。

(38)左手、その襟の角度を保ちつつ、共襟まで下に下ろして右手にタッチ。そのまま左手で襟をキープ。

(39)右手、襟から一旦手を離し、コーリンベルトの輪を小指から親指に掛け直す。

(40)左手、キープした位置から3cmほど下に移動。

(41)その上を右手のコーリンベルトでパッチン。

(42)右手、コーリンベルトの紐を持ち、軽く握って背中心へ。この一手でゴムの縮みを直す。

(43)両手、背中に回す。おはしょりの背中心を持ったら軽く下に下げて背中のシワを伸ばす。

(44)左右の手、背中心からそれぞれ10cmのところを持ち直し、下に軽く下げてシワを伸ばす。

(45)右手は背中心を持ち、左手は人差し指をコーリンベルトの下から入れて、シワを背中心から左脇腹まで伸ばす。

(46)手をチェンジ。左手は背中心を持ち、右手は人差し指をコーリンベルトの下から入れて、シワを背中心から右脇腹まで伸ばす。

(47)右胸の辺り、コーリンベルトの上にたるみやシワがあれば、コーリンベルトの下から布を引いて平らになるように整える。

(48)伊達締めをする。マジックテープのタイプの場合、左側にマジックテープが来るように持つ。

(49)それを背中に回し、右手受け取ったら、両手で身幅に持つ。

(50)背中の上の方に伊達締めを当てたら、たるみを押し下げるようにして伊達締めを腰の位置まで下ろす。

(51)脇でしっかりと伊達締めを固定したら、胸の前にテープ部分を回す。

(52)左手で右胸を上から撫でるようにして布を整え、シワやたるみを下に送る。

(53)今度は右手で左胸を上から撫でるようにして布を整え、シワやたるみを下に送る。

(54)右側の伊達締めをお腹の前に回し、左側のテープ部分を上からかぶせる。

(55)お腹の前のおはしょりを少し下に下げて、たるみを送る。

 

はい、お疲れ様でした❣️

これで着物の着衣の完成です。

襟元は難しいのに、非常に目立つ部分で…。

着付け初心者泣かせですよね😭

でも、安心してください。

苦労しているのはあなただけでなありません。

みんな、みんな、苦労しています。

美を作り上げるのは簡単ではないということです。

だからこそ、尊いではありませんか🌟

 

5合目まで登ることができたこと、ご自分をいっぱい褒めてあげてくださいね❣️

偉いっ‼️素晴らしい‼️

さて、次からはいよいよ帯に入りますよ〜😄

気張って行こー!おー!💪

 

本日の説明文は、『宗嘉の会 会員のページ』に写真入りで掲載しております。ご興味のある方は、宗嘉の会へのご入会をどうぞ😘

 

この日の着物姿

笹柄の夏大島に、若竹色の夏名古屋帯を合わせました👇

 

 

 

By 工藤さやこ

今日は趣味の話ー古典文学ー古今和歌集📚

着物は大好きなんですが、ず〜っと着物のことばっかり考えていたら、少し煮詰まってしまいました。

 

ということで、今日は趣味の話を…😙

 

一年ほど前から、日本の古典にハマっています。

こんなことを書くと、ものすごい勉強家みたいですが、そうではありません。

 

ハマるきっかけは、古典の中に人の悪口を見つけたからです。こともあろうか、国宝である古今和歌集の序文に😳

 

堂々と人の悪口を書き連ねている‼️

書いたのは紀貫之。

天皇の命令を受けてまとめられた我が国最初の勅撰和歌集です。

中国からわざわざ取り寄せた、最高級の唐紙に!

色とりどりに染め分けた、美しい美しい唐紙に!

 

『まったくあいつは、なってねーな!』と言わんばかりの悪口を書き連ねている。

『あいつも、あいつも…』と悪口は止まるところを知らず、四人の男をぶった斬り🗡

そして、一人の女をベタ褒め💕

『おぬし、さては惚れてたな?😏』と突っ込みたくなりました。

 

最初は目を疑い、次にプッと吹き出し😚、最後

に『なぁ〜んだ‼️』と全身の力が抜けました。

 

歴史に名を残す、賢者を仰がれる人物でさえ、人の悪口を言う。凡人の自分と寸分違わずに。

 

1000年前の賢者が国宝に悪口を残すんだから、

私がこの程度でも、まぁ良いよね〜❣️

と、ものすごく気が楽になったのです。

 

そう思ったら、色々読みたくなったのでした。

その後に読んだのが、清少納言の枕草子。

そして今読んでいるのが吉田兼好の徒然草。

その話はまた後日に…。

 

さて、気になる紀貫之の悪口はこちら👇

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在原業平は、その心あまりて言葉足らず。

しぼめる花の、色なくてにほひ残れるがごとし。

 

文屋康秀は、言葉たくみにて、そのさま身におはず。いはば、商人のよき衣きたらんがごとし。

 

宇治山の僧喜撰は、言葉かすかにして、初め終わりたしかならず。いはば、秋の月を見るに暁の雲にあへるがごとし。

 

小野小町は、いにしへの衣通姫の流なり。

あはれなるやうにて強からず。

言はば、よき女の悩めるところに似たり。

 

大伴黒主は、そのさまいやし。いはば、薪負える山人の、花のかげに休めるがごとし。

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ね?辛口ですよねー!

現代のお笑い芸人と変わりませんよ。

 

いやはや、面白いもんです。

これが人間の本質ですね。

古今和歌集の本編よりも、序文の方がはるかに面白くて、私は結局、あまり本編は読んでおりません。

それもどうかと思うけど…😅

 

さてさて、今日の着物👘は 濃紺の紋紗に、独鈷柄の紗献上です。

 

 

 

By 工藤さやこ