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今日は趣味の話ー古典文学ー徒然草(3)ひとりを楽しむ📚

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《第75段》
まぎるるかたなく、ただひとりあるのみこそよけれ
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徒然草のこの言葉に出会ってから気持ちが楽になりました。最近は事あるごとにこの言葉をつぶやいています。

 
『人間関係』
今も昔も逃れることのできない、この関係。
この厄介なもの。
仲の悪い人はもちろん面倒臭い。
じゃあ仲の悪い人を全部排除できたとして、仲の良い人だけで集まったらどうかと思うと、これまたやっぱり面倒臭い。
そして相手もこちらを面倒臭いと思っている。

 

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人に戯れ、ものに争ひ、ひとたびは恨み、ひとたびは喜ぶ。そのこと定まれることなし。

 

いまだまことの道を知らずとも、
縁を離れて身を閑かにし、事にあづからずして心を安くせんこそ、しばらく楽しぶとも言ひつべけれ。
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ああ、本当にそうだなぁ…と思うのです。

人の中に群れていると、限られた関係の中で、誰が上だの下だの、ゴチャゴチャしてしまう。

 

だったらいっそのこと、ひとりになれば良い。
と兼好さんは言います。

 

精神的な意味で『ひとり』になる。
社会と隔絶する必要はない。誰が隣にいても、自立していれば『ひとり』になれる。

 

ひとりの閑かな時間を持つ。
ひとりを楽しむ。

 

『いまだまことの道を知らずとも…』
悟っていなくても良いのです。
中途半端でも良い。
そのままのあなたで良い。
『あ!』と気が付いた時に、相手から一歩離れる。離れる癖をつける。
すると、楽になるよ。
せっかくの人生、楽しまなくちゃ!

 

兼好さんのメッセージを私はこんな風に解釈しています。

 

by 工藤さやこ

もう9月!単衣いつから?

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9月になりました。
でも、まだまだ暑い🥵💦
薄物を着てはいけませんか?
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ほとんどの本が、『9月からは単衣』としています。

 

しかし、昨今の温暖化に伴い、
『もっと柔軟でも良いのではないか?』など様々な意見が飛び交うようになりました。
そのために却って判断が難しくなっています。

 

私は、9月9日(重陽の節句)までは薄物を着ます。

 

この辺りが許容範囲としてのギリギリのライン。
気持ちとしては単衣を着たいところ。
しかし、どうしても暑いので。
見苦しいよりは良いだろうという判断です。

 

衣替えの時期については、どの本も明言せずに曖昧にしています。
『最終的にはその地域での判断に任せる』ということのようです。
着物は、単なるファッションではなくて国の文化である為に、本来は個人的な判断を差し控えたいところ。

 

ただ、本日も最高気温が 33℃ 🥵ですのでね…

 

9月9日(重陽の節句)までは薄物で!
私はこれで行きます😊

 

By 工藤さやこ

今日は趣味の話ー古典文学ー徒然草(2)そこそこで良いんじゃない?📚

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《第151段より》
ある人のいはく、年五十になるまで上手に至らざらん芸をば捨つべきなり。励み習ふべき行末もなし。
おほかた、よろづのしわざはやめて、暇あるこそ、めやすく、あらまほしけれ。
ゆかしく覚えんことは、学び訊くとも、その趣を知りなば、おぼつかならずしてやむべし。
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徒然草の面白いのは、時々言っていることが矛盾しているようなところ。
『ひとつに決めたら集中して励みなさい』と言っている段もあれば、このように読者をつっぱねるような段もある。

 

五十になってもダメならダメ‼️
結構きついことを言ってらっしゃる。
ゆっくりとぷらぷらしてろ!だって。

 

いえいえ、私が言っているのではなく、兼好法師が言っているのです。

 

おそらく、しょーもない年長者が近くにいて、若者に混じって習い事でもしていたのでしょう。
やる気があるのか、ないのか、全然覚えない。
だけど年上だから、若者たちは笑うわけにもいかず、仕方ないから付き合っている。

 

分からない事があったら、人に聞くのは良いけれども、それもそこそこでやめておきなさい、って。知り尽くしたからって、特に良いこともないでしょ?って。

 

確かに…
それも一理あるかも知れませんね。

 

ゆっくりと、ぷらぷらしている人。
しかし、兼好が好む人物像からは、嫌な感じは受けません。ゆっくりしているのは、自分に自信があるから。自分という核があるからでしょうか?
やたらと若者に交わろうとはしない。

 

兼好の言葉を読み進めると、
絶妙なバランス感覚を感じます。
楽しく生きるのには必要な感覚だなぁ、と思います。

 

目くじら立てて、必死に若者に混じるのではなく、
笑顔でゆっくりのんびり…
が良いのかも知れませんねぇ…。

 

この段、何となく肩の力が抜けてくる感じがして、好きなんです😚

 

 

by 工藤さやこ

今日は趣味の話ー古典文学ー徒然草(1)人生の迷いを消してくれる良書📚

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されば、人、死を憎まば、生を愛すべし。
存命の喜び、日々に楽しまざらんや。
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最近、夜寝る前に徒然草を読むのが習慣となっています。
欲しい言葉が、スコーン⛳️🏌️‍♀️と直球で入ってくる感じ。

 

そして、なぜなんだろう…
現代語よりも、古語の方が心に響くのは?

 

学生時代は、古典の授業に大して熱も入らずにいました。嫌いではなかったのですが、なんだか面倒臭くて…。テキトーに流していました。

 

それが、40代半ばを過ぎたあたりから、古典が好きで好きでたまらなくなってきました。

 

言葉の持つ、音色、リズム。
無駄がなくて美しい。
話の内容も面白い。

 

徒然草には、私の迷いを消してくれるような言葉が数多く収められていて、この本に出会えて良かったと心から思いました。

 

著者の兼好法師は、様々なエピソードで話を盛り上げつつ、
『しっかり生きろ‼️』
と喝を入れてくれます。

 

最初の言葉もその一つ。
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されば、人、死を憎まば、生を愛すべし。
存命の喜び、日々に楽しまざらんや。
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兼好法師は、どのエピソードでも
今、生きていることを当たり前だと思うな!
と伝えています。

 

そうか、当たり前ではないんだ…。
生まれた時から生きてるから、
生きているのが当たり前のように感じていた。

 

このような言葉、短いのですぐに覚えられて、場所を問わずに唱えられるのが良いところ。

 

私は、電車の中でもバスの中でも、時々思い出して、つぶやいています。

 

こういう言葉を、しみじみと味わえる年齢になりました。大人になるって素敵だな…と思います。

 


By 工藤さやこ

初めてお着物を仕立てる『何から作るべき?』

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『思い切ってお着物を仕立てようと思うんです。まず何から作ればいいですか?』
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着付けの技術が身について、少し自信がついてくると自分のお着物を誂えたくなります。

やはり、自分の身体にピッタリと沿う着物は、心地が良いものですね❣️

 

私がオススメするのは、『袷(あわせ)の色無地』です。

 

《オススメする理由》
●袋帯にも、名古屋帯にも合わせることが出来る
(フォーマルな席もセミフォーマルな席もOK)
●袷(あわせ)は、着られる期間が長いこと
●お茶のお稽古、お茶会、お茶事OK

 

結婚式からパーティまで着て行くことができるので、オススメです。お子様の七五三や、入学式など、控えめに装うべきときにも向いています。

 

《色無地の注意点❗️》
色無地は、色々な帯に合わせやすいのですが、カジュアルな帯には向きません。無地ではありますが、格が高いのです。金糸、銀糸を用いていなくとも大丈夫ですが、きちんとした感じの帯を合わせましょう。

 


 本日の着物👇
今日も動画の撮影がありました。
ですので、しばらく同じ着物👘
薄紫色の絽に、夏名古屋帯です。
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By 工藤さやこ